教育担当の早田です。
当院では新人看護師は年3回、
卒後2年目は年2回、卒後3年目は年1回と
3年間継続して救急蘇生法研修を実施しています。
今回は7月に実施した、卒後2年目・3年目の
救急蘇生法研修について紹介します。
今年はよりリアルを追求し、
実際の病室を利用し行いました。
まずは2年目の看護師です。
久しぶりの救急蘇生法。
BLSの技術を再確認し、夜勤帯での急変を想定した
シミュレーションを実施しました。
続いて3年目看護師です。
どちらも最初は声が出せなかったり、
何をしたらよいのかわからず、
立ち尽くしたりする場面もみられました。
しかし、1場面ごとにデブリーフィングを行い、
他者からの客観的な意見も聞くことで、
回数を重ねるごとに徐々に声を出し合い、
他のメンバーの動きを観て
自分ができることは何かを
考えながら行うことができていました。
急変場面に遭遇しなければ、
現場で急変に対応する機会は少ないため、
既習の知識やスキルが曖昧になってしまいます。
今回の研修で今年度の2年目・3年目看護師に対する
救急蘇生法研修は終了です。
しかし、いつ遭遇するかわからない
急変だからこそ、定期的なスキルチェックや
シミュレーションの実施が所属部署で
継続できるように働きかけていきたいと思います。
※ スタッフには写真公開の同意と許可を
事前に得ております。